さて、前回(婚活の究極のカタチ(前編))のコラムの続きとなります。
婚活のステップ
① まずは異性から選ばれる ② 次に選んでくれた人の中から今度は自分が異性を選ぶ
後編ではこの②について。
まずは大前提として、自分を選んでくれた異性の中から選ぶのですから、ある程度選択肢が限られている訳です。
自分を選んでくれた人が1人であれば、選択肢はありません。
もしその人が嫌なのであれば、また「出会う→異性から選ばれる」というプロセスを踏みましょう。
2人以上であれば自分に選択肢がある訳です。
ではその時に、何を基準にパートナーを選んだらいいのでしょうか?
パートナーを選ぶ基準・・・
お相手の「見た目」ですか?
お相手の「年収」ですか?
お相手の「年齢」ですか?
お相手との「価値感」や「相性」ですか?
私が考えるパートナー選びの基準とは
それは、お相手の「人間性」です。
人間性とはその人の本性であり、その人の核となる所です。
見た目や年収、年齢などの条件は表面的な部分であってその人の本質とは異なります。
それから価値観が似ていて自分と相性がいいという事と、お相手の人間性が高い・低いは異なります。
以下に人間性が高い・低いについてその例を書いてみます。
人間性が高い(例) ・ マナーや約束を守る ・ 感情の起伏が穏やか ・ 思考がポジティブで明るい性格 ・ きちんとした生活習慣を送れる ・ 他者に対して、思いやりや愛情のある気持ちと行動 ・ 向上心があり、日常で実践している ・ 他者に対して平等に接する ・ 他者から信頼されている ・ 感謝の気持ちを持っている ・ 身だしなみが整っている ・ 嘘をつかない ・ 人の意見を聞く ・ 人を許す事が出来る ・ 人望がある ・ 責任感が強い ・ 家族や友人を大切にする ・ 礼儀や礼節を守る ・ 判断が客観的 ・ 自己を反省する ・ 学び続ける ・ 謙虚な姿勢 ・ 笑顔 ・ 他者に対して誠実に接するetc…
人間性が低い(例) ・ マナーが悪く約束を守らない ・ 感情の起伏が激しい(短気) ・ 思考がネガティブで暗い性格 ・ 生活習慣が乱れている ・ 他者に興味が無い ・ 自己中心的なモノの考え方 ・ 向上心がなく、ダラダラと日常を過ごしている ・ 人によって接し方を変える ・ 人から信頼されていない ・ 感謝の気持ちがない ・ 身だしなみが整っていない ・ だらしない ・ 嘘をつく ・ 人の話を聞かない ・ 誰かに恨みの念を持っている ・ 人の悪口を言う ・ 愚痴が多い ・ 不平不満が多い ・ 人望がない ・ 責任感がない ・ 家族や友人を大切にしない ・ 他者に対して、思いやりや愛情がない ・ 礼儀や礼節を守らない ・ 判断が主観的 ・ 人のせいにする ・ 学ぼうとしない ・ 自分さえ良ければいいという考え ・ 他者に対して不誠実etc…
上に書いたように、高い人間性の(例)は沢山ありますが、これ全部を満たす人を探すという意味ではありません。
そもそも、自分を選んでくれた人の中から今度は自分が選ぶのですから、その中でより高い人間性の人を選んだらいいと言う意味です。
私のお勧めポイントは、「嘘をつかずに、誠実で、信頼関係をお互いに築ける人」です。
誰かと結婚して家族になるという事は、家庭という小さなコミュニティの「共同運営者」のようなものです。
つまり結婚するお相手とは、家庭に対して共同で責任を負って、共同で運営する人の事なのです。
結婚相手=家庭の共同運営者
その時にどういった人間をパートナーとして選ぶか!?
がとても重要になります。
ビジネスで言えば「共同経営者」です。
ビジネスの共同経営は辞めた方がいい。とは聞いたことがありませんか?
ビジネスの「共同経営」は非常に難しく、失敗するケースが多いです。
理由は「意見の食い違いによる不仲」が原因です。
これは夫婦にも当てはまります。
他人が一緒に暮らすという事は「我と我のぶつかり合い」でしかありません。
ですが、これは育ってきた環境が違う人同士が一緒に暮らす訳ですから、当然で仕方のない事なのです。
問題は、それ(我のぶつかりあい)をどの様にクリア(解決)していくか?という事なのです。
ここでお互いの「人間性」が大きく関わってくるのです。
「恋愛」は結婚の入口ではありますが、結婚して生活を共にしたら割と早い段階で「恋愛」は「共同運営」へとカタチを変えます。
家族という小さなコミュニティを共同で運営・維持するのは決して簡単ではありません。
事実、世の中殆どの家庭には何かしらの問題があります。
あなたの家庭はどうですか?
それをいかにスムーズに運営できるかは「パートナーとの協力」によるところが大きいという事です。
そして「パートナーとの協力」には「そのパートナーの人間性」が大きく関わってくるという事になります。
一緒に生活する上で何か「困難」や「トラブル」「摩擦」があった時に、お互いに協力してそれらを解決したり、乗り越える事が出来るか?
是非それらをイメージしてパートナーを選んでみてください。
以上が婚活のステップ「②次に選んでくれた人の中から今度は自分が異性を選ぶ」の具体的内容です。
さて前回のコラム、婚活の究極のカタチ(前編)と今回の(後編)を読んでみていかがでしたでしょうか?
まとめると、まずは異性から「見た目」で選ばれて、次に選んでくれた人の中から自分はお相手の「人間性」で選ぶ。
という事になります。
これはあくまで私が考える「婚活の究極のカタチ」です。
参考の1つにしてくださいね。
小野